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ひでの創作集
掌編を中心に書いています。
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自慢?思惑?
  部屋に友人の艶子が来ていた。知子は言った。
「この時間になると、男からいたずら電話がかかってくるのよ。とってもいやらしい言葉で、ねちねちと同じ調子でやられていつもうんざりさせられているわ。たっぷり三十分は被害をこうむってるの」
「何だ、それなら私に任せなさい。万事うまくやってあげるわ」
「ほんとに? それならあんたに頼んじゃおう。さあ、夜も11時だからそろそろ来るわよ。時間には律儀な男なの。この頃人気の氷雨浩のアップ顔がCMでテレビに映るのと電話のベルが鳴り出すのが決まって一諸なんだから」
 その通りに電話が鳴った。手筈通り艶子が電話口に出た。
 なるほど知子が言った通り、男はいやらしいねとつくような声でささやきかけてきたのである。
 あなたの見たい、とか、キスしたい、やりたい、俺、すごくでかいんだぜ、とか、いやらしい限りである。
 しかし艶子は冷静に応じた。
「私もそうよ。もう、濡れてきちゃった。ここを、あなたにもう・・・早く見せてあげたいくらいよ。だからあなたの電話番号教えて。今度、私の方から電話かけるから。ゆっくり会うのもいいわね」
 話がまとまって、電話は三分で切れた。
「ほら、もう終わったわ。これでいいでしょう」
 電話を置いて知子を振り向くと、予想に反してそこには彼女の恐い顔があった。彼女は怒りむき出しで言った。
「誰があなたにその男あげると言ったのよ!」
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