google-site-verification: google3493cdb2db9edecf.html
ひでの創作集
掌編を中心に書いています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
都会で奮闘する娘
都会の大学に行ったきり、一人娘は連絡を寄越さなくなった。巨乳だが頭のよくない娘を心配して、母親は娘のところに出向いた。
娘はちゃんと見つけてやった部屋にいた。
「お前どうしたんだい? 連絡ひとつ寄越さないし、電話しても出ない。ちゃんとここにいるじゃないの。電話くらいしてくれればいいじゃないの。心配してたのよ」
「それどころじゃなかったわ」
 娘は答えた。
「母さんとの約束を守らなきゃいけないし……」
「約束? どんな約束したのだったかしら?」
母親は首をかしげた。
「都会のいい男でもつかまえて夏には帰省しなさいというから、そのために走り回ってたのよ」
「お前ったら母さんの冗談を真に受けてたのかい? で、どうだったの?」
思い当たる節のある母親は苦笑しながら尋ねた。
「いろいろ頑張ってみたけど」
 娘は溜め息をついた。
「神経をすり減らしてもうくたくただわ。家に連絡どころじゃなかったくらい」
「お前、神経はすり減らしたのに身体はすり減らさなかったのかい?」
母親はしげしげ娘の身体を眺め見た。腕や脚はますます丸太である。都会のいい男をつかまえてこいと言ったのは、お菓子好きの不摂生を直させようとしたのだが通じていなかったようだ。
「努力したけど駄目だった」
 娘は悲しい顔になった。
「ある夜などは、友達と協力しあって乱行パーティーにまで持っていった。お気に入りの子に身を捧げ、何とかしようと努力したわ」
「それで?」
 母親は落胆を覚えながら訊ねた。
「だけど、都会の男を家に連れて帰るなんて私にはやっぱり遠い夢だわ」
表情はすっかり沈みこんでしまった。
「思い切って裸になったまではよかった。だけど彼ったら、おっぱいは私のを揉んだけど、キスはその友達としかやらないのよ」
娘はそう言ってオイオイ泣き出した。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 ひでの創作集 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。