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ひでの創作集
掌編を中心に書いています。
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最高の女
中堅会社のある社長が、今度採用した秘書を家に招いた友人たちに向かって大いに自慢した。
「彼女は真面目だし、身ぎれいだし、仕事の処理も的確だし、それに美人でとても魅力的な女性なんだ。おかげでわしの株も上がる一方らしい。ともかく最高の仕事をする女性。一言で言えば秘書をやるために生まれて来たような娘だ。君たち、ほんとうの女を見ようと思えば秘書をさせればいい。それで女の価値が判断できると言っても過言ではないくらいだ。彼女に首ったけの社員がいるのだが、嫁に行かれては困るから、このたび彼を地方に遠ざけたくらいさ。ハッハハハ」
その話を障子の陰でたまたま聞いた妻。友人たちが帰ると早速夫に問い質した。
「あなた、すると言うと私は最低の女だったわけね。不真面目で、不潔で、仕事の処理もさっぱりで、しかもきわめつけにブスだったから、私を嫁に迎えて下さったのね? プロポーズの言葉は確か、自分の奥さんになった方がいい、のひと言だったわ。追加に、君に秘書の仕事は全く向いてない、でしたものね」

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