google-site-verification: google3493cdb2db9edecf.html
ひでの創作集
掌編を中心に書いています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
赤ちゃんを作る季節

さかりのきた猫の泣き声に悩まされている夫婦が話している。
「どうしてこう毎晩毎晩うちの家の回りでやってるのかしら。たまにはよそに行ってやってほしいものだわ」
「ほんとまいっちゃうね。寝不足のおかげで、会社の仕事もさっぱりだ。今日なんかいねむりしてて課長にお目玉食らったよ。彼らをどこかよそに行かせるいい知恵ないかなあ」
二人の話に小学生の子供が割って入ってきた。
「猫ってどうしてあんなにうるさいの?」
パパは分かりやすく答えた。
「恋をしているからなんだよ。今、猫にはかけがえのない愛の季節なんだ」
「パパ猫とママ猫がああして顔を合わせてね、赤ちゃんを生む準備をしているのよ。やがて静かになったらそろそろ赤ちゃんが生まれて来る頃なのよ」
言い諭すようにママが話を上乗せした。
「何だ、やっぱりそういうことなのか」
「やっぱり?」
「うん」
子供は目を輝かせ、その後、だけどおかしいな、と急に寂しそうな顔をした。
「でも、その・・・愛の季節で騒々しいのは猫だけじゃないよね・・・それでそのあとに赤ちゃんが生まれるのは猫だけじゃないよね」
両親は目を見合わせた。
「猫だけじゃないって・・・どういうこと?」
「弟か妹が生まれるのを僕はずっと楽しみにしてるんだ。ママたちだっていつかの夜、泣いてうるさい時があったじゃないか。あれからずいぶん経つのに生まれてこないね」





キムヨナ選手はやっぱりこれ。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 ひでの創作集 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。